はじめての有機・無農薬野菜

有機野菜で禁止されている遺伝子組み換え作物って何?危険性は?

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有機野菜の栽培に遺伝子組み換え技術を使ったものは禁止されています。

遺伝子組み換え作物をよく分かっていなかったので、ちょっと調べてみました。

ベジ太郎
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かなり身近に浸透していることが分かりました。

遺伝子組み換え作物とは特定の働きをする遺伝子を組み込んだもの野菜

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生物の遺伝子には、その生物の設計図といえる情報が詰まっています。

そのなかで特定の働きをする遺伝子を野菜などの作物に組み込んだのが「遺伝子組み換え作物」です。

例えば、除草剤や病虫害に強い大豆やトウモロコシが実際に作られています。

品種改良と遺伝子組み換え作物の違い

従来の農業では交配可能な同種もしくは違い品種をかけあわせて品種改良をしてきました。

品種改良で新しい品種を作るのは時間はかかりますが、自然で無理がないとされてきました。

一方、遺伝子組み換え作物は、自然には起きないような遺伝子操作を人の手によって行います。

農薬の使用を抑えるためにキャベツに、毒を作ることができるサソリの遺伝子を組み込むことでイモムシが食べると死滅するキャベツ(人間には無害)が誕生しています。

遺伝子組み換えのメリットは生産性や収量の向上

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メリットとしては雑草や病害虫に強くすることで、食品の高品質化や生産性の向上が期待されています。

また、遺伝子組み換え技術は食物アレルギーの原因物質を取り除いたり、栄養価を高めたりすることも可能です。

こうしたことから食糧問題を抱える国での安定的な食料の供給に貢献できると考えられています。

遺伝子組み換え作物の安全性はまだ確率されているとはいえない

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遺伝子組み換え作物の安全性については確保されているとは言い切れません。

遺伝子組み換え作物が登場してから20年程度。いくつかの国では遺伝子組み換え作物は安全であると結論づけています。

しかし食べ続けて、次の世代にどのような影響が表れるかは分かっていません。

最初は国が安全と言っていたのに、あとから「やっぱり安全じゃありませんでした」というケースは少なくありません。

遺伝子組み換え作物が使われている食品

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日本では遺伝子組み換え作物の栽培は許可されていません。

そのかわり、じゃがいも、大豆、てんさい、とうもろこし、なたね、アルファルファ、パパイアの8品目の輸入が許可されています。

「遺伝子組み換えでない」と書いてあるものを買っていても十分とは言えません。知らないうちに遺伝子組み換え作物を口にしている可能性が高いです。

なぜなら、一部の食品は遺伝子組み換え作物を使っていても表示義務がないからです。

表示義務がないのは、醤油、油(大豆、とうもろこし、なたね、綿実)、コーンフレーク、砂糖、水飴、デキストリンと果糖ぶどう糖液糖(清涼飲料水によく入っている甘味料)です。

これらの商品の原料が国産でない場合は、遺伝子組み換え作物が使われていると思われます。

ベジ太郎は遺伝子組み換え作物についてこう思う

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食の安全は敏感になりすぎると何も食べられなくなってしまいます。どんな食べ物にも一定のリスクはあります。

ぼくとしては遺伝子組み換え作物は、安全性に疑問があることと自然のものとは考えられないのでなるべく避けるようにしています。

遺伝子組み換え作物の実態やリスクも知ったうえで、どちらを選ぶかは個人の価値観ではないかと思います。

ただし、知らず知らずのうちに買ったり、食べたりしているのは避けたいですよね。

追記 国産や有機(オーガニック)のものを選べば遺伝子組換え作物を口にしなくて済む

遺伝子組み換えでない野菜や食品を選ぶなら、国産を選べば間違いありません(国内で遺伝子組換え作物を作ることは禁止なので)。

また、有機やオーガニック表示の食品は、国内・国外ともに遺伝子組み換え技術や材料を使うことが禁止されています。

そういったものを選ぶのもひとつの方法ですね。

理想は自分が信頼できる生産者やお店を見つけて、そこから買うことではないでしょうか。

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野菜ソムリエ。野菜が好きな料理男子。食卓が楽しくなるおいしい情報を紹介してます。くわしいプロフィールはコチラ
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